2020年6月12日金曜日

ライブでやらなくなる曲。

僕らのコミュニティーサイト”backyard ”の会話上で、
少し考えさせられた事があるのですが、

FBYの曲の中で、ライブなどでやらなくなる曲の事を考えてみました。
決して忘れてしまった曲の事ではないです!(そんな曲はない。)
数十曲はあり、全て大切な作品には変わりないのです...

音源用に作った曲、機材上の理由、バンドのモードとかの話しとは別での、
「ライブでやらなくなる曲」の話しです。


作曲段階ではどの曲もほぼ平等に良さを感じてて音源化するべくレコーディングへ。
レコーディングしてみて「バケる曲」、「予想通りの曲」に分かれますね。

その後、レコ発ツアーしてすぐに、
なんだか異常に盛り上がる曲、
予想に反して盛り上がらない曲、
何故かセトリに組み込みにくい曲、
アレンジ変えたくなる曲、
などなどツアー終わる頃には色々な曲の特性が生まれる。

ファイナルワンマンなんかも終わり、
30分、40分の演奏時間のイベント、フェス、対バンなどがあり、
これまでリリースした割と盛り上がる曲を入れ、新しい曲を入れ..としていると、
「ほれ?!気がついたらあの曲もうやらなくなってる…」
となる。

やらないもんだから、さらにお客さんも「なんだっけこの曲?」にさせられてしまいw 
やらないもんだから、バンドサイドも曲の本来の良さを見失い、ライブでどう伝えたら良いかわからなくなる、
ブレて、さらに盛り上がらなくなり、結果、やらない曲に…。

このようなメカニズムなのかな~と。(僕調べ)
FBYの場合は、途中メンバーが変わってるのでなんとも言い難いところでもあります...


たまに自分の過去のCD音源聴いて、「この曲良いなぁー、またやってみよう!」
って再度ライブでやる事もあり、
自分達的に、お客さん的にも、案外盛り上がった場合は、「またやる曲」になっていく可能性が出てきますね。
そうでなかった場合は、演者であるメンバーがセトリ決めている場合は、残念ながら、お蔵入りになるでしょう...。
事務所やマネージャーなど第三者がいるケースはまだ、しも。
お蔵入りって言葉は良くないな、殿堂入り w

数十分の大切なライブの持ち時間をわざわざ不毛な時間にするのはアレだ。
ましてや、数時間かけてライブしにいって盛り上がらない曲をわざわざするほど、アレではないw
僕はピンボーカルだから、そういう場合どうしたらいいのかわからないですね。


話かわりますが、
セトリって不思議ですね。
これは僕の自論ですが、
バンマス、ボーカル、ステージを運ぶ一人の人間がずっとセトリを決めてやっていった方がバンドの大きな部分は伝わりやすいのではないかと思っています。
上記でなくても誰でもよくて「一人の人の考え」ってのが重要ですね。

FBYはステージを運ぶ人間として、僕がずっと決めさせてもらってますが、
TDCでももちろんよくて。
TDCが決める役になったら、ライブがもっと違う良さが出るかもしれないし、また違った曲の解釈があるので
お蔵入りする曲も変わってくるでしょうね。

「watch out」「TAP OUT」は、現在それ系です...笑
どちらも今聴いても、反省部分はなくはないですが、
「すごくカッコいい!」と思う。
...ただ、ライブではやらないw



最近のアルバムの中だと...
いや、まだわからないから言わない!

いや、ライブ自体がない!
FBY自体がお蔵入りしてます。



おいまい!

http://www.frontierbackyard.com/discography.html




TGMX